制御システム設計｜先輩社員の声

• 01 仕事内容

  制御設計課で、FA設備の制御プログラム製作を担当しています。制御とは、FA設備に決められた通りの動きをさせるための一連の仕組み。つまり制御設計は、FA設備を動かす頭脳とも言える部分を担っており、そのためのプログラムを製作しています。部署の中でも特にやり取りが多いのは、メカトロ部の電気課になりますね。私たちが作ったプログラムを動かして、FA設備の電気調整をするのが電気課になるので、打ち合わせを行うなど、日々、連携して仕事をすることが多いですね。

• 02 入社して苦労したこと

  大学では機械工学科に所属しており、機械設計を中心に学んでいたので、入社当時はかなり苦労しました。電気に関する知識はまったくなかったので、まさに右も左もわからない状態。それでも、ものづくりが好きで選んだ仕事だったので、とにかく上司や先輩に聞いて、実践でしっかり覚えていくよう努めました。不安もありましたが、丁寧に教えてくれたので心強かったですね。また、早く一人前として認められるために、「積極的に知識を吸収して、上を目指すんだ」と常に自分に言い聞かせながら取り組みました。

• 03 日々、心がけていること

  些細なミスをしないことです。制御設計で製作しているのは、FA設備を動作させる根本となるプログラムなので、誤った動作のプログラムを組んでしまうと、場合によっては設備内部で機械同士がぶつかって、破損してしまう可能性もあるんです。ですから、設備の動きをしっかりと把握して、注意力を維持しながら日々、取り組むようにしています。プログラムは形がないものなので、こういったところに難しさを感じますね。

• 04うれしかったこと

  一番うれしいのはやはり、プログラム製作を担当したFA設備が仕様どおりに稼働したときですね。特に大きな設備のときは、それだけ時間もかかるので、苦労した分だけ完成時の喜びが増します。また、設備によっては設計から調整までを担当することも。そういったときは、一人でやりきったという達成感と充実感がこみ上げてきます。さらに、設備を納品したお客様から、「あの設備、よくできていたよ」という言葉をいただくこともあります。そのたびに大きなやりがいを感じますね。

• 05 今後の目標

  学生時代は機械設計を学んでいたこともあり、電気に関する知識がまだまだ不足していると実感しています。そのため、電気に関する知識を幅広く身につけることが第一の目標。そうやって自分自身を常に向上させながら、後輩たちも引っ張っていけるような存在になりたいですね。ここ数年で後輩ができたので、しっかり育てていきたいという気持ちを強く持っています。

• 06 就職活動中のみなさんへメッセージ

  幅広い視野を持って何事にも積極的に取り組んでください。そして、自分は何をやりたいのか、何を目指すのかを考えて答えを見つけ出してほしいですね。そのためには、いろいろなものに興味を持つことが大切。新日本工業は、そういった向上心のあるみなさんを歓迎しています。手がける設備ごとに仕事内容も大きく変わるので、苦労も多いですが、その分、たくさんの知識と技術を身につけられるのがこの仕事の強み。多くの人に新日本工業の仕事に興味を持ってもらい、どんどん職場を見に来てください。