メカトロ制御｜先輩社員の声

• 01 仕事内容

  FA設備の電気調整を担当しています。電気は、設備の動きそのものに大きくかかわっている部分。実際に設備に電気を流して、お客様から依頼を受けた仕様どおりに稼働するかをチェックします。担当するのは、自動車部品を製造する設備が多いですね。

• 02 日々、心がけていること

  常に思っているのは、お客様に満足していただける設備を作ること。一つの設備ができるまでには、設計、部品製造、組立、電気調整などたくさんの人が携わり、それぞれに大きな役割があります。一人ひとりがお客様のニーズに応えるというプロ意識をしっかり持ち、日々、取り組むことが大切です。また、私は、電気課に配属される前に、8年ほど組立課に所属していたおかげで、広い視野を持つことができています。現在、設備の製作について組立課をはじめ他部署とやり取りをすることがあるんですが、その頃の経験が活かせていますね。。

• 03 今までで一番苦労したこと

  ずいぶん前のことですが、納品する設備の据え付け作業を2日間徹夜でやったことですね。それは、自社で組み立てた設備をお客様先の設備とつなぐ作業でした。つないだまではよかったものの、いざ稼働チェックをすると電気的な不具合なのか、なかなか正常に動きません。設備は環境が異なると、さまざまな条件が変わってきますし、電気を流してみないとわからないこともあるんです。原因と思われる箇所を何度もチェックし、対策を講じても一向に稼働しません。このとき、「目には見えない電気」の難しさを痛感しましたね。結局、お客様も一緒になって考えてくださり、解決に至りました。。

• 04達成感を味わうとき

  担当した設備が完成し、お客様先へ納品になったときは達成感がこみ上げてきますね。新日本工業で製作する設備は、1台ずつ仕様が大きく異なります。ときには、なかなか思うようにいかない苦労もありますが、各部署が力を結集して1台の設備を完成させ、お客様に感謝の言葉をいただくと、苦労が報われ、大きな喜びになります。
  また、納品直前の電気調整は、お客様先で行うことが多いので、お客様に迷惑がかからないようにすることが大切。そのためにも、組み立て、電気調整とスムーズに進むよう、部署間のコミュニケーションを重視しています。

• 05 今後の目標

  ここ数年、後輩がたくさん入っているので、後輩の指導・教育に力を入れて、電気課を引っ張っていきたいです。そのためには、まず私が仕事に対しての熱意を行動で見せること。今、私の下にいるのは7人。彼らが電気の調整をしているときは、なるべく近くで見るように心がけています。また、アドバイスをするときも、的確にわかりやすく伝えるようにしていますね。
  自分自身に関しては、常にさまざまなことに疑問を持って、新しい知識や技術をどんどん吸収していきたいです。

• 06 就職活動中のみなさんへメッセージ

  新日本工業には、現場で経験を重ねながら知識や技術を身につけていける体制があります。ですから、普通科の高校から入社した私でも、ここまでやってこられたと思っています。ものづくりに興味を持っている人であれば、活躍できる場はたくさんありますよ。困ったときには、相談に乗ってくれる先輩がいますので、明るく積極性を持った人であれば、どんどん成長していける職場です。フレッシュなみなさんと共に働ける日を楽しみにしています。